結露とは、多量の水蒸気を含んだ空気が冷たい壁面やガラス面などに触れ、水分が露となって付着することを言います。
よく窓ガラスで見かけるこの現象をそのままにしておくと、湿っぽいうえにカビやダニを発生させる温床となり、家具や住まい全体を損なうだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。
特に気密性の高いコンクリート造りの建物では自然換気が行なわれにくく、また建物自体に水分を含んでいるため結露が発生しやすくなります。
よく窓ガラスで見かけるこの現象をそのままにしておくと、湿っぽいうえにカビやダニを発生させる温床となり、家具や住まい全体を損なうだけでなく、人体にも悪影響を及ぼします。
特に気密性の高いコンクリート造りの建物では自然換気が行なわれにくく、また建物自体に水分を含んでいるため結露が発生しやすくなります。
結露を防ぐために
- 窓を定期的に開閉し、換気扇を回して通風を良くする。
- 住まい全体を同じ室温に保つ。(室温は低めに)
- 炊事・入浴の際は換気扇を回す。
- 外出時、押入れ・換気小窓などを開けて部屋全体の通風を良くする。
- 室内で洗濯物を干さない。
- 水蒸気の発生する燃焼方式の暖房器具(石油・ガススト-ブなど)を使用しない。
- 除湿機・除湿材を活用する。
- クローゼットや押入れに、荷物を詰め込みすぎない。
- 床に「すのこ」を敷くなど、床や壁の間にスペースを確保する。
- 家具などを壁から少し離し、裏側にも風が通るようにする。
- カビは日光に弱いので、晴れた日には窓だけでなく家中の間仕切りや戸を開ける。
- 窓やガラスなどに水分がついた時は、乾いた布ですみやかに拭き取る。
- エアコンのフィルターはマメに掃除する。
- 窓に厚手のカーテンを引く。(天井から床まで二重にかけると効果的)
- お風呂や流しのフチ、パッキンの汚れは家庭用の中性洗剤やアルカリ性洗剤で拭き取る。
- 梅雨時期でも天気の良い晴れた日を選んで、収納してあるものを虫干しする。
カビが発生したときは
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水周り(洗面所・風呂・キッチン・トイレ)カビ取り剤を吹き付けてしばらく放置したあと、スポンジかブラシでこする。水を隅々まで流したあと、乾かしてください。
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壁や家具の裏カビ取り剤を吹き付けて、雑巾で拭き取り、乾かして下さい。壁のビニールクロスにカビが生えた時は中性洗剤などを含ませた布で拭き、アルコールを塗っておくと防止になります。
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窓枠窓枠の黒ずみもカビです。カビ取り剤を付け、歯ブラシでこすって落としたあと、乾燥させてください。
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絨毯M布に消毒用アルコールをしみこませ、たたくようにして拭き取ります。じゅうたんにカビが出るようだと部屋全体の湿気対策が必要です。
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冷蔵庫パッキングの黒ずみには、塩素系の漂白剤を薄め、歯ブラシにつけてこすって水拭きします。
カビによる部屋の損傷について
結露によるカビの発生、汚れ、家具、クロスなどの損傷についての修復費用は、原則としてお客様のご負担となります。
日頃から防止対策を心がけてください。
日頃から防止対策を心がけてください。