入居者様からご連絡頂く内容で多いのが【エアコンの不具合】です。
エアコンの不具合なのですが、内容によっては入居者様のご対応である程度解決する場合がございます。
今回はよくお問い合わせ頂く【エアコン不具合】の対処方法について説明致します。
エアコンが全く動作しない・冷風や温風が出ない
エアコンが正常に作動しなくなった場合は、エアコンのコンセントを抜いて数分程度して再度コンセントを刺してください。
もし、エアコン高所にあって手が届かない場合は、エアコンのブレーカーを落として数分後に戻してください。
この【リセット作業】でなおらない場合は、物件の管理会社までご連絡ください。
ご連絡頂く際にエアコンのメーカー・型番・表示されるエラーをお伝え頂くと、よりスムーズにご対応できますのでご確認をお願い致します。(※エアコンのメーカー・型番は大体の機種は写真のように、エアコン本体下部にシールで貼られています)
エアコンから『ポコポコ』音が鳴る
近年のマンションは機密性が高く、家の中を行き来する空気の通り道が少なくなっています。
そのため、室内と外をつなぐドレンホースが空気の通り道になってしまうことがあり、その際に外に出るはずだったドレンホース内の排水が逆流して音がでます。
もし、【ポコポコ】という音が発生した場合はお部屋の窓を開けるか、換気扇を回しているのであれば止めてみてください。
エアコン本体から水が漏れてくる
ドレンホースの前に荷物などが置かれて水が止まってしまっている。もしくは、ドレンホース内に何かしらの異物(虫やホコリ)が詰まっていると排水される水が逆流してきます。
ドレンホースの詰まりは『ドレンクリーナー』を使用することで除去することができます。
※下の写真の器具でホームセンター・ネット通販で2,000円位で購入できます。
もし、ドレンホースに問題が無い場合は、エアコンフィルターやエアコン内部の熱交換器(アルミフィン)が掃除されておらず、うまく排水が出来ない可能性が考えられます。
もし、エアコンの清掃をされていない場合は一度エアコンの清掃を行ってください。
エアコンの掃除・ドレンホースが問題ないか定期的に確認を行いましょう。
また、気密性の高いマンションで『換気扇』や『24時間換気』を使用した場合も本体から水漏れが発生する場合があります。(室内の気圧が低くなるためドレンホースから外の空気が侵入するため)
その場合は、窓を開けて外と室内の気圧を同じにすることで解消できます。
エアコンがリモコンで動作しない
エアコンがリモコンでの操作を受け付けない場合は、下記の内容を行ってみてください。
【1】リモコンの電池を取り替える
【2】スマホのカメラでリモコン赤外線送信部分を見る
【1】は単純な電池切れが発生していないかの確認と、種類の違う電池や古い電池を使い続ける・リモコンに衝撃を加えるなどして液漏れが発生していないかの確認です。
電池の液漏れでリモコンが壊れてしまった場合は、入居者様の過失になりますので、電池の交換・確認は定期的に行ってください。
【2】はスマホのカメラを写真の撮影モードに、カメラのレンズをリモコンの【送信部分】に向けてリモコンのボタンを押してみてください。
リモコンが正常な状態であれば【送信部分】のLEDが光ります。
どのボタンを押しても光らない場合は【送信部分の不具合】、特定のボタンで光らない場合は【ボタンの不具合】の可能性があります。
リモコンに何も問題が無い場合は、本体の受光部分の不具合の可能性が高いです。
上記を試しても改善しない場合は
上記の方法で解決しない場合は、メールにて24時間お問い合わせを受け付けております。
下のリンク先の【問い合わせフォーム】に必要事項を入力頂き送信ください。
この時に、エアコンの型番・症状・どこまで確認を行ったかを入力頂きますとスムーズにご対応できますのでよろしくお願い致します。